2015年11月7日土曜日

小野かつよ先生教室(Art Studio "ARIES K")作品展 2015


昨日から中国で開催されているGP中国大会ショートプログラムで
浅田真央さんがトップになりました。
1年のお休みから復帰第1戦目ですごいですね。
今日のフリーも期待したいです!

さて、小野かつよ先生の教室作品展を見にみなとみらいまで行ってきました。
会場はみなとみらいギャラリーAです。
期間:2015. 11.04 Wen- 11.9. Mon
時間:11:00-18:00 (最終日 16:00)


天井が高くオープンな会場でした。
和のシャドウボックス作品が並び素敵な空間です!

〜雅な世界〜
和の作品が中心に展示しています。
一部ご紹介いたします。


お花も綺麗です。
紫色は先生のラッキーカラーなんだそうですよ。



小野先生の作品です。
かぐや姫のお話を綴った絵になっています。
構造が5つの場面で構成されているので立体にする際
土台の調整に苦労されたとおっしゃっていました。
姫のデコレーションの工夫は私もお勉強させていただきました。
人がきちんと違和感なく収まる空間を作るのが難しいところです。



小野先生作品を中心に生徒さんが制作した作品が並びます。
源氏物語絵巻です。
土台の作り方に工夫が随分見られました。
平面的に書かれた絵なのでただ、重ねると人物が浮いた状態になってしまいます。
下地は1枚使いなので人物や物が収まるスペースをしっかり作っていました。


生徒さんの作品が並びます。


内田先生の作品です。
赤富士が目を引く作品です。


和紙は非常にタフな素材で扱いに大変苦労されたとおっしゃっていました。
絵も大きいですがバランスが取れていて素晴らしい作品です。
滝の水しぶきが印象的でした。



孔雀の絵です。
何度見てもすごいな〜と思います。
この孔雀を作る前の絵読みでは。
このれはどんな状況なのか?羽はどのくらい広げるのか?
様々な画像を見て調べたのだそうです。
小野先生の教室はこの『絵読み』をしっかりやられているんですね。


鳥は羽が逆立っていると健康ではないのだそです。
ですから、羽はそこを重視して健康的な孔雀を表現なさったと。
知らなかったな.......。
下調べって大切ですね。


総絞りの絵です。
まるで本物の絞の生地のようですね!
和紙の風合いも相まってしっとりとした生地感です。
帯の間を風が通り抜けていく風と動きを表現した作品。
この動きを出すために下地に工夫がありました。

私も和の絵を作ってみたいと思いました。
このほかにも沢山の素敵な作品がありましたが紹介できず
ごめなさい!
是非会場へ行ってご覧になってください。

もう一つご紹介したいことがあります。


こちらの作品は小野先生が篠崎さんというイラスト作家さんの絵を
シャドーボックスとして作られたものです。
先生は東日本大震災のチャリティーも続けていらっしゃいます。
被災地へ復興祈願を込めて、この絵を作りお届けしたのだそうです。


優しくて心があったかくなる篠崎さんの絵はきっと被災された方にも
励ましとして伝わっていると思います。
小野先生はあの悲惨な震災で未だ心を痛めている方たちが沢山いる
ので、それを忘れないでほしいという願いを込めてこの作品を展示しています。

シャドウボックスで復興をし続けている先生には
頭が下がります。

『ハートの国の青い鳥』

是非ご覧になってください。

お話が長くなりました。
お付き合いしてくださってありがとうございました。

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